株の始め方(中長期投資)
銘柄選びの方法
中長期投資の銘柄選びは主にファンダメンタルズ分析によるスクリーニング検索により行います。
ファンダメンタルズ分析とクリーニング検索により成長株、割安株、高配当株を探していきます。
株の分析法
株の分析法にはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。
ファンダメンタルズ分析とは企業分析(企業の業績や財務状況、指標)などから将来の株価を予測する分析法です。
テクニカル分析とはチャートの規則性を分析して将来の株価を予測する分析法です。
主にファンダメンタルズ分析は中長期投資、テクニカル分析は短期投資に利用されています。
スクリーニング検索とは
自分で条件を設定してその条件を満たす銘柄を探し出す検索方法
(配当利回りが3%以上、最低購入価格が20万円以内の設定により銘柄を検索することができます)
スクリーニングを使うには?
ネット証券で口座を開設すれば、ほぼ開設したネット証券のサイトでスクリーニング検索が使えます。(証券会社によって設定条件の種類などは異なります)
スクリーリニングの重要指標
配当利回り
年間でどれだけ配当を貰えるかの指標(数値が高いほうが配当が良い会社となる)
売上高成長率
どれだけ売上が伸びているかを判断する指標(数値が高いほうが売上が伸びている会社となる)
ROE(株主資本利益率) [ROE=当期純利益÷純資産×100]
企業が純資産をどれだけ効率よく利用して収益を上げているかを判断する指標(効率良く収益を上げている企業は率が高くなります)
ROA(総資本利益率) [ROA=利益÷総資産×100]
企業が総資産をどれだけ効率よく利用して収益を上げているかを判断する指標(効率良く収益を上げている企業は率が高くなります)
PBR(株価純資産倍率) [株価÷1株あたり純資産]
会社の資産価値と株の時価総額を比較して株価の割安性を判断するための指標(割安な企業は率が低くなり、割高な企業は率が高くなります)
PER(株価収益率) [株価÷1株あたり利益]
会社の利益と1株当たり利益を比較して株価の割安性を判断するための指標(割安な企業は率が低くなり、割高な企業は率が高くなります)
自己資本比率 [自己資本比率=資本÷総資産×100]
総資産の中で資本が占める割合を表したもので、財務の安全性を判断する指標
(負債が多い企業は比率が低くなり、負債が少ない企業は比率が高くなります。比率が高い企業は財務の安全性が高いとされています)