株の始め方(中長期投資)
配当とは
配当とは会社が得た利益または剰余金の一部を還元するために株主にお金を支払うことです。
配当は必ず貰える?
会社によって異なります。
配当がない会社もあれば、配当利回り5%以上の配当金がでる会社もあります。
(業績が良い会社は配当を実施し、業績が悪い会社は配当を実施しない傾向があります)
配当はどれくらい貰える?
年間の配当額や配当回数は会社によって異なります。
どれくらいの配当が得られるかや年間の配当回数は会社のホームページなどによって確認できます。
日本の会社では配当回数は年1回、もしくは2回の会社がほとんどですが、年4回配当を出す会社もあります。
配当利回りとは?
配当利回りとは株価に対して年間でどれくらいの配当金が貰えるかを示すものである。
配当利回り 5%の株を10万円保有していると年間5000円の配当が得られる
( 100000円(株価) × 0.05(配当利回り5%) = 5000円 )
配当利回り 3%の株を10万円保有していると年間3000円の配当が得られる
( 100000円(株価) × 0.03(配当利回り3%) = 3000円 )
配当利回り 3%の株を100万円保有していると年間30000円の配当が得られる
( 1000000円(株価) × 0.03(配当利回り3%) = 30000円 )
配当利回りが高い場合、保有株数が多い場合は多くの配当を受けることが出来ます。
配当利回りは配当金の増配又は株価の下落によって上昇し、配当金の減配又は株価の上昇により低下します。
配当を貰うには?
配当を貰うには権利確定日の株主名簿に記載されていることが必要となります。
権利確定日の株主名簿に記載されるためには権利落ち日(権利確定日の3営業日前の日)までに株の売買が成立していることが必要となります。
(権利確定日に株の買い注文して売買が成立しても配当は貰えませんので注意してください)
仮に29日(金曜日)が権利確定日であれば権利落ち日である26日(火曜日)に株の売買が成立していれば配当を貰うことができます。
(26日に売買が成立していれば、翌日に株に売却しても配当は受けられます)
権利確定はいつ?
権利確定日は会社によって異なります。
権利確定日は証券会社のサイトや会社のホームページなどで確認することができます。
尚、日本の会社では権利確定日が3月末となっていることが多いです。
権利落ち日後の株価には注意が必要
権利落ち日後には株価が下落することが多いので注意が必要です。
配当を貰うために株を売買している投資家たちが権利落ち日後に株を売却するため株価の下落がおこります。